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3Dメタサーフェス・ファブリケーションを前進させる:ハイデルベルグでFABulousプロジェクトミーティング

FABulous会議の集合写真

12月3日と4日、ハイデルベルグ・インストゥルメンツは、EUが資金提供するFABulousイニシアチブのプロジェクト・ミーティングをヴュルツブルクで開催した。ヨーロッパ全土から参加者が集まり、プロジェクトの最新動向を議論し、多光子リソグラフィーとプロセス・モデリングの画期的な進歩の達成に向けた次のステップを計画した。FABulousの最終目標は、高解像度の3Dメタサーフェスを大量生産に適した速度で製造できるようにすることである。

プロジェクト・パートナーにフランコニア文化を紹介するため、チームはユリウス病院の歴史的なワインセラーを巡る夜のワイン・テイスティング・ツアーと、その後のディナーを企画した。このユニークな体験は、地域のもてなしを楽しみ、チーム・スピリットを強化する絶好の機会となった。

FABulousは、「Fabrication of 3D Metasurfaces to Enable the Next Generation of High-Efficiency Optical Products(次世代の高効率光学製品を可能にする3Dメタサーフェスの製造)」の略称で、欧州のパートナーシップ「Made in Europe」の一環であり、EUの研究・イノベーションプログラム「Horizon Europe」から資金援助を受けている(助成金契約101091644)。

FABulousプロジェクトが多光子リソグラフィーの限界を押し広げ、3Dメタサーフェス技術の革新を推進し続けることにご期待ください!

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